中卒人間の人生賭博月刊誌

大学受験までの日々を。何も変わらない日常に色を付けるために、少しでも記録しておくために。

絶望の景色から。

久しぶりにpcを開き、ブログを書く。読んでいるブログが更新されていなくて残念に思う。夏はもうそこまできており、天王山はもう既に登り始めなければならないと不安に駆られる。蝉ももう死んでいっている。彼らの生は本当に儚い。だが鳴くだけ鳴いて何も考えず車に轢かれて死ぬのもまた、風情があっていいものだ。

 

今まで約半年にかけて行ってきた受験勉強の成果ともいえる模試の結果が2つ返ってきた。塾の模試と全国模試。互いに偏差値は50に届かず、互いにE判定を叩き出した。だが半年前に比べると、偏差値40後半に届いたことですら自分の中では大きな自信になった。教師やスタッフには「考えを直したほうがいいんじゃないか。」と言われ多少へこんだが半年で2年半費やしてきた奴らの平均と肩を並べれた事に関してもっと評価されてもいいんじゃないかと思う。別に自惚れているわけではないが、努力した甲斐があったなとは思う。あと半年でそいつらをぶち抜いて共通テストに臨まねばならないが、それは今からでも何とでもなると妄信し、ひたすらに努力をしよう。

 

最近は少し気は抜けているなとは思う。時間で満足しており、嫌な課題からいい感じに気を逸らしてしまっていると感じる。人様が嫌がることをするからこそ差が生まれるとは思うのだが、いざ机上でそれと向かい合った時の心理状況はかなり悪い。日常でストレスも多くなってきて、それにさらに負荷がかかるのを脳が察知し拒否反応を示す。まだまだ甘ったるい精神である。気合でどうにかなるはずなのに。

 

煙草も本数が増え始めた。人に当たることも増えた。様々な弊害が自分の野心を消そうと必死になっている。初心忘れるべからず。初志を思い出すためには臥薪嘗胆が一番なのだろうがその物がない。有無を言わさず炎に油を注ぐための手段がない。

だからこの模試の結果をそれにするような精神を築かねばならない。ここで満足してはならない。高みを目指すものは何事にも満足してはならない。日常の弊害はもうどうしようもないので、発散を適度にやり、勉強活動に支障がきたさないようにしないといけない。

 

なんかブログではなく日記を書いているような気分だ。まあ誰もこんなちっぽけな人間の生命活動なんかに興味はなかろうが、それでもこんな自己啓発じみた文章で良いのだろうか…(笑)

 

私淑している人物が講義でこんなことを言っていた。

「世の中で成功する人間、歴史に名を残す人間はたとえ可能性が2%、1%、0%に見えても諦めない。」

この言葉に今どれほど励まされているだろうか。諦めてはいけないのだ。目標を下げてもいけない。常に高みを目指し、一喜一憂することにも大変大きな進歩はある。諦めたらそこで夢は終わる。だから諦めない。受験当日まで絶対に諦めない。この心を持って、これからの勉強も勤しんでいこう。

 

成功しなくとも人生は美しく。散り際も美しく。若さがないとこんなことはできない。若くして死んだ人間にはロマンがある。自分もその屍になりたい。

人には言っていないが、革命というものにもロマンを感じる。人とは遠く離れた考えだが、自分は革命ロマン主義者であると気付いた。それに気付けただけでも人生に悔いはない。

 

あと半年。旅路暗けど志はある。幸せな人生にしていこう。それではまた。